Claude Codeの使い方【非エンジニア向け・最初の1時間ガイド】

Claude Codeの使い方 Claude Code入門

Claude Codeをインストールしたものの、「黒い画面を前にして、次に何をすればいいか分からない」——この記事は、そんな非エンジニアの方が最初の1時間で迷わず使い始められるように、順番に解説します。プログラミングの知識は要りません。私自身、コードが書けないままここから始めました。

⚠️ この記事は2026年6月時点の情報です。Claude Codeは更新が速いので、コマンドなどは念のため公式ドキュメントもご確認ください。まだインストールしていない方は、先にWindowsインストール手順の記事をどうぞ。

Claude Codeって、結局何ができるの?

1インストールPCに入れる2起動するclaudeで開始3日本語で指示やりたいことを伝える4結果を確認人が最終チェック
図:最初の1時間ガイド

最初に、イメージをつかみましょう。Claude Codeをひとことで言うと——「あなたのパソコンの中で作業してくれる、優秀なAIアシスタント」です。

ブラウザで使うChatGPTやClaudeとの最大の違いは、あなたのパソコンのファイルを直接読んだり、作ったり、書き換えたりできる点です。ブラウザのAIは「ファイルをアップロードして、回答をコピーして貼り戻す」手間がありますが、Claude Codeはその手間がありません。

非エンジニアの目線で、できることの例を挙げると:

  • デスクトップに溜まった大量のファイルを、指示するだけで整理してもらう
  • CSVファイル(Excelのデータ)を読み込ませて、集計やグラフ化をしてもらう
  • 議事録のメモを「決定事項・TODO・次回議題」に整理してもらう
  • そして私のように、プログラムそのものを作ってもらうことも

「コードを書くツール」と思われがちですが、非エンジニアにとってはむしろ「パソコン作業の自動化アシスタント」として使えるのが魅力です。

大前提:Claude Codeは「フォルダ単位」で動きます

使い方を理解する上で、これだけは最初に押さえてください。Claude Codeは、特定のフォルダの中で起動して、そのフォルダ内を作業場所にします。

たとえば「請求書フォルダ」で起動すれば、その中のファイルを扱います。いきなりパソコン全体を触るわけではなく、「今いるフォルダ」が作業範囲になる——この感覚が分かると、安心して使えます。

STEP 1:作業用のフォルダを用意して、そこで起動する(10分)

  • [ ] まず、練習用に新しいフォルダをデスクトップなどに作る(例:claude-test
  • [ ] そのフォルダの中身を扱いたいので、PowerShellでそのフォルダに「移動」します

フォルダへの移動は、次のように打ちます(cd は「移動する」という意味の命令です)。

cd Desktop\claude-test
  • [ ] 移動できたら、Claude Codeを起動:
claude

💡 もっと簡単な方法:エクスプローラーで対象フォルダを開き、アドレスバーに powershell と打ってEnterすると、そのフォルダの場所でPowerShellが開きます。cd を打たずに済むので、慣れないうちはこちらが楽です。

STEP 2:まずは「あいさつ」感覚で話しかけてみる(5分)

Claude Codeが起動したら、難しく考えず、日本語で話しかけてみましょう。プログラミングのコマンドではなく、普通の言葉でOKです。

たとえば、最初の一言にこれを試してみてください:

このフォルダには何がある?日本語で説明して。

Claude Codeが、今いるフォルダの中身を調べて、日本語で答えてくれます。これが基本の対話です。「人に頼むように、言葉でお願いする」——これがClaude Codeの使い方の核心です。

💡 ポイント:いきなり難しいことを頼まず、まず「説明して」「教えて」といった”読むだけ”の作業から始めると安全です。ファイルを書き換える前に、AIがちゃんと状況を理解しているか確認できます。

STEP 3:最初に覚えるべきコマンドは「3つだけ」

最初の3コマンド/helpコマンド一覧/clear会話をリセット/compact会話を軽くする
図:まず覚える3コマンド

Claude Codeには「スラッシュコマンド」という、/(スラッシュ)で始まる特別な命令があります。たくさんありますが、最初は3つだけ覚えれば十分です。残りは使いながら覚えればOKです。

① /help —— 困ったら助けを見る

/help

使えるコマンドの一覧が表示されます。「どんな操作ができるんだっけ?」と思ったら、まずこれ。

② /clear —— 会話をリセットする

/clear

別の作業を始めたいときに、会話をまっさらにします。前の話を引きずらず、クリーンな状態で再スタートできます。

③ /compact —— 長くなった会話を整理する

/compact

これは特に大事です。Claude Codeは会話が長く続くと、だんだん「以前の内容」を忘れたり、応答の質が落ちたりします。会話が長くなってきたなと感じたら /compact を実行すると、それまでの会話を要約して整理し、調子を取り戻せます。

💡 30分以上の長い作業では、区切りのいいタイミングで /clear して新しいセッションを始めるのも有効です。新しいセッションは、後述するCLAUDE.mdを読み直してクリーンな状態から始まります。

STEP 4:安全に使うための「Plan Mode(計画モード)」を知る

これは非エンジニアにこそ知ってほしい機能です。

複数のファイルを変更するような、少し複雑なことを頼むとき。いきなり実行されると、もし間違っていた場合に取り返しがつきません。そこで使うのがPlan Mode(計画モード)です。

/plan

これを使うと、Claude Codeは「いきなり実行せず、まず”こうする予定です”という計画を見せてくれる」ようになります。あなたはその計画を見て、OKなら進めてもらう。違ったら修正をお願いする。実行前にワンクッション置けるので、事故を防げます。

💡 私が自動売買システムを作ったときも、お金が関わる重要な部分は必ずこのPlan Modeを使いました。「2つ以上のファイルをいじる作業ならPlan Mode」と覚えておくと安全です。事前に計画を確認するコストは、間違いを元に戻すコストよりずっと小さいです。

STEP 5:指示は「具体的に」が成功のコツ

最後に、Claude Codeをうまく使うための一番大事なコツをお伝えします。それは指示を具体的にすることです。

AIは曖昧な指示が苦手です。たとえば——

  • ❌ 悪い例:「いい感じに整理して」
  • ⭕ 良い例:「このフォルダのファイルを、拡張子ごとにサブフォルダを作って分類して。画像は images、文書は docs に入れて」

人に仕事を頼むときと同じで、「何を・どうしてほしいか」を具体的に伝えるほど、良い結果が返ってきます。最初はうまく伝えられなくても、対話しながら「もう少しこうして」と調整していけば大丈夫です。

(次のステップ)CLAUDE.mdで、毎回の指示をラクにする

ある程度慣れてきたら、「CLAUDE.md(クロード・エムディー)」という設定ファイルを作ると、グッと便利になります。

これは、フォルダに置いておくとClaude Codeが起動時に必ず読んでくれる「マイルール集」です。たとえば「出力は日本語で」「ファイルの保存先はこのフォルダ」「危険な操作はしないで」といったルールを書いておけば、毎回同じ指示を繰り返す手間がなくなります。

このCLAUDE.mdは、安全に使う上でも非常に重要なので、別の記事で詳しく解説します。

まとめ:最初の1時間でやることリスト

  1. 練習用フォルダを作って、そこでClaude Codeを起動する
  2. まず日本語で「このフォルダに何がある?」と話しかけてみる
  3. コマンドは /help/clear/compact の3つだけ覚える
  4. 複雑な作業はPlan Mode(/plan)で計画を確認してから実行
  5. 指示は具体的に伝える

これだけ押さえれば、非エンジニアでもClaude Codeを使い始められます。あとは実際に触りながら、少しずつできることを増やしていきましょう。「優秀なアシスタントに、言葉で仕事を頼む」——その感覚に慣れれば、こっちのものです。


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免責事項

本記事は執筆時点(2026年6月)の情報に基づいています。Claude Codeの仕様・コマンド・料金は予告なく変更される場合があります。最新かつ正確な情報については、必ず公式ドキュメントをご確認ください。本記事の内容を用いて生じたいかなる損害についても、筆者は責任を負いかねます。

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